1947-11-19 第1回国会 衆議院 財政及び金融委員会公聴会 第1号
いただきました資料の中に、非戰災者特別税要綱というのがございます。非戰災者、戰災者ということをよく區別されておりまして、私も戰災者の一人にはいつておりますから、お氣の毒な事情もよくわかつておりますけれども、今度の税の問題に關しましては、この相手として非戰災者、戰災者という區別できめられるというのが、何やらちよつとわかりかねるような氣がいたします。
いただきました資料の中に、非戰災者特別税要綱というのがございます。非戰災者、戰災者ということをよく區別されておりまして、私も戰災者の一人にはいつておりますから、お氣の毒な事情もよくわかつておりますけれども、今度の税の問題に關しましては、この相手として非戰災者、戰災者という區別できめられるというのが、何やらちよつとわかりかねるような氣がいたします。
こうして政府自身が追加豫算を賄うために、税制の改革要綱案、非戰災者特別税要綱案、そういうものを決定して、十二月一日から實施の豫定のもとに、高額所得税の税率引上げ、非戰災者特別税の新設の一方に、消費税の引上げや、專賣益金の増收をはかつて、勤勞所得税を輕減して、間接税の増税に向つておるのを見るのであります。